前回はボラティリティについて書きました。

それではボラティリティはどのようなときに

上昇するのでしょうか。

基本的にボラティリティは相場が下落するときに

上昇します。

上げ相場はゆっくりとですが、下げ相場は一気にと

いうことが多いのです。

本日の日経新聞によると、日経平均株価の過去20日間

の値動きから算出するヒストリカル・ボラティリティ(HV)は、

18.3%とリーマンショック前の水準に戻ったようです。

オプション取引の価格から逆算される日経平均の予想変動率(IV)も

26%台に低下。リーマンショックの時は100%を超える水準でしたから

大分落ち着いてきました。

日経225先物が7000円割れの水準から1万円を超えるまで上昇する過程で、

ボラティリティは下がってきたことがわかります。

日中の商いでもそうですが、特に中長期でポジションを取るときは

今後ボラティリティがどうなるかということを考えなければいけないと

思います。

例えば、もみあいの時は、ボラティリティが低下すると考え、ショート

ストラングルなどオプション売りが有利ですし、大幅に動くときは

ボラティリティの上昇が見込まれるので、ロング・ストラングルなど

オプション買いが有利となります。

もちろん例外はありますが、上げ相場ではボラティリティが下がる、

下げ相場ではボラティリティが上がる傾向があるということも考慮して

ポジションを組んでいく必要はあると考えています。